雪ふかに込められた想い
鹿児島県本土南端、揖宿(いぶすき)郡* 頴娃(えい)町。*現在は南九州市
南国の地・鹿児島においても山岳地帯にある頴娃町は昼夜の寒暖差が大きく、美味しいお茶づくりに恵まれた環境にあります。
かつて、この地に茶葉を育てた特香園初代園主「實一」は、とりわけ雪丸集落の茶葉に魅了され、その「ふくよかで深い味わいとすっきりと
澄んだ甘味の余韻」は、 行商先でも喜ばれ、しいてこの地の茶葉つくりに大変な恩恵をもたらしました。實一は、これを作り育てる志を「
雪ふか」という茶名に込めて後世に託しました。
實一から受け継いだ【雪ふかの味】は代々の茶師によって、厳しく選定された【深味】の逸品にまで育てられました。